今日のひやま隆

2017年12月20日(水) 行政視察で姫路市役所を訪問

2017年12月20日

 ひやま隆です。本日は行政視察で兵庫県姫路市役所を訪れました。今回は「ひめじ減災プロジェクト」を視察テーマに市の担当者から説明を頂きました。ひめじ減災プロジェクトとは、姫路市と株式会社ウェザーニューズが協定書に基づき、それぞれの役割を担いながら、市と市民の皆様で災害情報を共有することで、自助、共助、公助による減災を目指す取り組みです。具体的には、株式会社ウェザーニューズのサイトに用意された姫路市の地図に、地震や気象災害によって姫路市内で発生した被害の状況を市民の方々から投稿いただき、インターネット上にリアルタイムに反映するシステムで、市民一人ひとりの防災意識の向上や被害を軽減する活動に役立てていくという住民参加型のシステムです。
 インターネットサイト、携帯サイトともに無料で利用可能であり、姫路市が提供するハザードマップや、市民の方からウェブサイトに寄せられた被害状況が閲覧できることから、大雨の際に危険なエリアや災害の発生場所を一目で確認できます。
 中野区においても平成17年9月、妙正寺川や善福寺川の流域では大規模な浸水被害が発生し、中野区や杉並区などを中心に3,000戸以上が被災しました。風水害対策は中野区にとって喫緊の課題でもあり、姫路市のこうした取り組みは大変、多くの示唆に富むものでした。ご対応頂いた皆様に心より、感謝申し上げます。