ひやま隆です。本日は、行政視察で大洗町役場（茨城県）を訪れました。今回の視察では「防災グッズの全戸配布について」「アニメを用いた町おこしについて」という２つのテーマについてお話を伺いました。東日本大震災の教訓を踏まえ、今年１０月大洗町では地域防災力のさらなる強化・向上を目的に、災害時向けに常備薬を入れるピルケース（錠剤入れ）などの防災グッズを詰め込んだ非常持出袋の全戸配布を実施しました。大洗町では今回配布した非常持出袋の効果的な活用も含め、今後もさらなる自助・共助についての防災対策を進めていく方針です。
　また、アニメを用いた町おこしについては、大洗を舞台とした人気アニメ「ガールズ＆パンツァー」と大洗町の商店街の”コラボレーション”の取り組みについてご説明を頂きました。今回の行政視察には、小谷隆亮町長、今村かずあき町議会議長、石井孝夫副町長にもご同席を賜り、大変、貴重なお話を頂くことが出来ました。特に、大洗町議会改革の旗手でもある今村議長からは、休日の議会開催などの議会活性化への取組み、執行部への反問権（討論権）の付与をはじめとする議会運営の工夫などについてもご説明を頂きました。大洗町議会が進めるこれらの議会改革の取り組みは、特に顕著なる事績があると認められ全国町村議会議長会において平成24年度町村議会特別表彰を受賞しました。
　私の生まれ故郷であり、心の故郷でもある大洗町。大都会・東京と比べると小さな町ではありますが、皆様からの大きなお心遣いに胸が熱くなりました。ご対応頂いた、皆様、本当にありがとうございました。