2015年3月4日(水) 司馬遼太郎研究会に参加しました
2015年03月04日
ひやま隆です。
本日は、都内で開催された司馬遼太郎研究会(通称:シバケン)に参加しました。
今回の課題図書は『世に棲む日日』の第四巻でした。
この巻では、幕末の風雲児・高杉晋作がいよいよ劇的な最期を迎えます。新しい時代を夢見る高杉晋作ら志士の前に、強大な幕府の大軍勢が押し寄せます。しかし、高杉は自ら組織した民衆の軍隊・奇兵隊と共に立ち上がります。
決戦の舞台となった関門海峡での戦いでは、幕府軍5万に対して高杉らは1000の軍隊で迎え討ち、劇的な勝利をおさめます。しかし、戦いの最中、高杉は病魔に襲われます。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
このあまりにも有名な辞世の句を残し、高杉晋作は27歳と8ヶ月の生涯を終えるのです。「おもしろき こともなき世を おもしろく」こんなシビれるセリフを居酒屋以外で言えるような人生を送ってみたいものです。
※司馬遼太郎研究会は、社会人、大学生をはじめとした様々なメンバーで構成され、司馬遼太郎作品を読み解きながら現代のビジネスや政治経済等についての洞察を深めるというものです。